中國共産黨第19期中央委員會第6回全體會議(六中全會)が11月8日から11日まで北京で開催された。これは重要な歴史的転換點において招集された、重大な歴史的意義を持つ會議であった。中國語で7000字余りの六中全會コミュニケでは、深い意味を持つ重要な論斷や提起が多くなされた。新華社が伝えた。
■習近平による新時代の中國の特色ある社會主義思想は「中華文化と中國精神の時代的精華であり、マルクス主義の中國化における新たな飛躍を遂げた」
コミュニケは「習近平による新時代の中國の特色ある社會主義思想は現代中國のマルクス主義、21世紀のマルクス主義であり、中華文化と中國精神の時代的精華であり、マルクス主義の中國化における新たな飛躍を遂げた」と指摘した。
またコミュニケは「毛沢東思想は、マルクス主義の中國化における最初の歴史的飛躍である。改革開放と社會主義現代化建設の新時期において、黨は新たな実踐と時代的特徴に合わせてマルクス主義を堅持し発展させ、中國の特色ある社會主義理論體系を形成し、マルクス主義の中國化における新たな飛躍を実現した。習近平による新時代の中國の特色ある社會主義思想は、マルクス主義の中國化における新たな飛躍を実現した」と指摘した。
■新時代の発展の成果を13方面から概括
六中全會の最重要成果は「中國共産黨の百年奮闘の重大な成果と歴史的経験に関する中共中央の決議」の審議?採択であり、「過去に我々がなぜ成功したのか、今後も成功し続けるためにはどうすればいいのか」を深く明らかにした。この決議は黨の百年奮闘の重大な成果と歴史的経験の総括に重點を置き、新時代の黨と國家の事業の収めた歴史的成果、生じた歴史的変革、蓄積した新鮮な経験を重點的に総括した。
コミュニケは黨の全面的指導の堅持、全面的に厳格な黨內統治、経済建設、改革開放の全面的深化、政治建設、全面的な法に基づく國家統治、文化建設、社會建設、生態文明建設、國防及び軍隊建設、國家安全保障の維持、「一國二制度」の堅持と祖國統一の推進、外交活動の13方面から新時代の発展の成果を概括した。
この13方面は、第18回黨大會以降、中國共産黨の國政運営における重大な方略、重大な取り組み、重大な措置を系統立てて明らかにしたものであり、この段階における獨創的思想、変革的実踐、ブレイクスルー的進展、象徴的成果を體現している。
■中國共産黨の百年にわたる奮闘の5つの歴史的意義を示す
中國共産黨の百年にわたる奮闘の歴史的意義は、根本から中國人民の前途?運命を変えたこと、中華民族の偉大な復興の実現に向けた正しい道を切り開いたこと、マルクス主義の強い生命力を示したこと、世界の歴史的過程に深く影響したこと、時代の先頭を歩み続ける中國共産黨を鍛え上げたことにある。この5つは、人民の命運、道の選択、理論の革新、世界への影響、自己革命の次元から中國共産黨の百年にわたる奮闘の歴史的意義、歴史的貢獻を概括し、総括したものとなっている。(編集NA)
「人民網日本語版」2021年11月15日