全米民主主義基金(NED)のデイモン?ウィルソン會長は、代表団を率いて臺灣地區(qū)を訪問し、世界各地で「カラー革命」を策動していると公然と鼓吹し、10月下旬に臺北でいわゆる「世界民主運動(World Movement for Democracy, WMD)世界大會」を開催すると発表した。
米政府の出資で設(shè)立された非政府組織である全米民主主義基金は、成立當初から他國の內(nèi)政に干渉し、他國の合法的な政権を転覆することを目的としている。アレン?ワインスタイン初代會長代行は、「われわれが今日行っている多くの仕事は、25年前にCIAが秘密裏に行ったものだ」と公に認めている。
中央アジアから北アフリカ、東歐からラテンアメリカに至るまで、多くの國で起きている「カラー革命」の背後には、全米民主主義基金の存在がある。中國では、この組織は長年にわたり「香港獨立」、「臺灣獨立」、「新疆獨立」、「チベット獨立」などを叫ぶ分裂勢力を支援しており、2020年だけで70件近くの中國関連プロジェクトに1千萬ドル以上を提供し、中國の政治?社會の安定を脅かす様々な悪事への資金援助に充てている。
臺灣問題は中國の核心的利益にかかわり、一つの中國の原則は中米関係の政治的基礎(chǔ)だ。米國の指導者は何度も中國に対して、「新冷戦」を求めない、中國の體制を変えることを求めない、同盟関係の強化を通じて中國に反対することを求めない、「臺灣獨立」を支持しない、中國と対抗する意思がないといった重要な約束を表明してきた。米國政府の出資によって設(shè)立された全米民主主義基金の今回の臺灣訪問は、「臺灣獨立」勢力の肩を持つ行為で、中國の國家主権と領(lǐng)土保全への重大な挑発行為であり、米國側(cè)が行った政治的約束に背き、信義に背く行為だ。
両岸統(tǒng)一の大勢は、いかなる勢力も阻むことができない。全米民主主義基金などの反中國組織が「民主」の旗印を掲げて「臺灣問題で中國をけん制」することを企んでいる。この企みは、過去はうまくいかなかったが、現(xiàn)在と將來はもっとうまくいくはずがない。(CRI論説員)
「中國國際放送局日本語版」2022年4月3日