國際通貨基金(IMF)がこのほど、世界経済の成長率予測を3.6%に下方修正したことについて、外交部(外務省)の趙立堅報道官は5日の定例記者會見で、「低迷する脆弱な世界経済を前に、米國など少數(shù)の國々は依然として自國のみの利益に固執(zhí)し、ひたすら一方的制裁を強化している。制裁によって平和は得られず、世界経済に追い打ちをかけるだけだ」と指摘した。
趙報道官は「地政學的激動と新型コロナウイルスのパンデミックが重なり合い、現(xiàn)在世界経済は厳しい事態(tài)に直面し、各國の民生と経済?社會運営に深刻な影響が生じている。経済回復は、各國の人々の共通の願いであると言えるだろう」と指摘。
「多くの不安定性と不確実性に直面しながら、中國経済は常に世界経済にプラスのエネルギーをもたらし、『安全地帯』『避難港』『バラスト(安定裝置)』としての役割を顕著にしている。今年第1四半期の統(tǒng)計によると、中國経済は回復?発展基調(diào)を続け、対外貿(mào)易?投資は好転し続け、強い強靭性と活力を示している。我々は各國と共に、世界の産業(yè)チェーンとサプライチェーンの安定性、世界経済の回復の促進、発展に対する世界の自信の強化のために、積極的に貢獻し続けることを望んでいる」とした。
また「世界経済の回復には國際社會の共同努力が必要だ。遺憾なことに、低迷する脆弱な世界経済を前に、米國など少數(shù)の國々は依然として自國のみの利益に執(zhí)著し、ひたすら一方的制裁を強化している。制裁によって平和は得られず、世界経済に追い打ちをかけるだけであり、制裁の代償は実際には各國の人々が払うことになることは、とうに事実が証明している。世界最大の経済大國である米國は、世界中の人々の生存権と発展権をもっと配慮し、世界経済の回復と世界のサプライチェーンの安定性に資する事をより多く行うべきだ」と強調(diào)した。(編集NA)
「人民網(wǎng)日本語版」2022年5月6日