外交部の汪文斌報道官は27日の定例記者會見で、一部の西側(cè)諸國が、中國は國際市場で食糧を買い占めているとする論調(diào)を流していることについて、「中國には自力で自國民の食の問題を解決できる條件や能力、自信が十分にある。國際市場で食糧を買い占める必要はない」と述べました。
汪報道官は記者からの質(zhì)問に対して、「中國政府は一貫して食糧安全問題を極めて重視してきた。穀物の基本的な自給と食糧の絶対的な安全は、中國が堅持する食糧安全観だ。中國の食糧生産量は2021年まで7年連続で1.3兆斤(約6億5000萬トン)以上と安定している。中國は世界第1位の食糧生産國であり、第3位の食糧輸出國だ。中國は全世界の9%に満たない土地を用いて全世界の約4分の1に相當する食糧生産を?qū)g現(xiàn)し、全世界の5分の1の人口を養(yǎng)っている。これ自體が世界の食糧安全に対する大きな貢獻だ。中國は同時に、大國としての責任感をもって世界の食糧安全保障に積極的に貢獻している」と表明しました。
汪報道官はさらに、「國際的な食糧サプライチェーンが打撃を受けている現(xiàn)在の情勢にあって、中國は各國が共に責任を擔い、食糧供給の面で手を取り合い、生産の安定を確保し、供給の円滑化を図り、食糧の損失と浪費を減らして食料を著実に節(jié)約し、世界の食糧安全をしっかりと守るよう呼びかける」と強調(diào)しました。(RYU、鈴木)
「中國國際放送局日本語版」より 2022年5月28日