國家國際発展協力署(CIDCA)によると、パキスタンの洪水被害のさらなる悪化を受けて、中國はパキスタンのニーズに基づいて緊急人道支援物資の追加提供を決定した。新華社が伝えた。
國家國際発展協力署の羅照輝署長は3日午後、パキスタン國家防災管理局(NDMA)のアクタル局長とオンライン會議を行った際、今回の追加支援が災害救助及び災害後の復興におけるパキスタン側の重要なニーズに焦點を合わせたものとなることを説明した。
羅署長は「パキスタンの洪水発生後、中國は第1陣としてテント3000張を軍用機で直ちに屆けた。中國は天候や新型コロナの感染狀況などの影響を克服して、殘りの物資をできるだけ早く被災地に屆けるべく努力している」と説明。
「災害を前にして、中國はパキスタンと揺るぎなく共に立っている。國家國際発展協力署は現在、関係當局と調整してパキスタンへ支援を提供しており、中國気象局もパキスタンにリアルタイムの気象予報を提供している。次の段階として、中國は災害救助及び災害後の復興におけるノウハウ共有、復興計畫の策定の面で支援を行っていきたい。パキスタンは必ずや洪水との闘いと災害救助において最終的な勝利を収め、素晴らしいふるさとを再建できるものと信じる」と述べた。
アクタル局長は「パキスタンの政府と國民は中國の追加支援に感謝し、中國の指導者と人々のパキスタンへの友情に感謝している。中國の支援は最も困難な時に差し伸べられた救いの手であり、第1陣として屆けられたテントは、すでに被災者に配った」とした。(編集NA)
「人民網日本語版」2022年9月5日