4月に入り、東南アジア諸國高層部が相次いで訪中していることについて、外交部（外務省）の毛寧報道官は8日の定例記者會見で、「このところ、東南アジア諸國の複數(shù)の首脳や外相の訪中が相次いでいることは、これらの國々が対中関係の発展を非常に重視していることを明確に示すものだ」と指摘。

　「中國外交は周辺諸國を優(yōu)先的方向性としており、中國と東南アジア諸國は運命を共にする良き隣人、良き友人、良きパートナーだ。中國は常に習近平國家主席の打ち出した『親誠恵容』という周辺外交理念に従い、周辺諸國と友好的協(xié)力を繰り広げ、理解と相互信頼を増進し、共に発展と振興を図っている。中國とASEANはすでに4年続けて互いに最大の貿(mào)易パートナーとなっている。今年1～2月、中國とASEANの貿(mào)易総額は9932億元（1元は約21.0円）に達し、8.1％増加した。東南アジア諸國は『一帯一路』（the Belt and Road）共同建設の重要な協(xié)力パートナーであり、中國ラオス鉄道、ジャカルタ-バンドン高速鉄道、中國とマレーシアの『2ヶ國、ツインパークス』など多數(shù)の協(xié)力プロジェクトが地域の成長を促進し、地域の人々に恩恵を及ぼしてきた。中國とシンガポール、マレーシア、タイは査証（ビザ）相互免除を?qū)g現(xiàn)し、『中國ASEAN人的?文化的交流年』は豊富で多彩な一連の行事を開催し、雙方の民衆(zhòng)の相互理解と親交を促進するだろう」とした。

　また「今年は平和共存五原則発表70周年にあたる。我々は周辺諸國と共に、平和共存五原則を継承?発揚し、『親誠恵容』の理念を?qū)g踐し、利益の融合を深め、平和で、安寧な、繁栄し、美しい、友好的に共生するアジアを手を攜えて構(gòu)築していきたい」と述べた。（編集NA）

　「人民網(wǎng)日本語版」2024年4月9日