360v360.cn |11. 04. 2024 |
中日ハイレベル人文交流フォーラムが東京で開催
中日ハイレベル人文交流フォーラムが10日、東京で開催された(撮影?許可)
中日ハイレベル人文交流フォーラム(主催:中國公共外交<パブリック?ディプロマシー>協會、在日本中國大使館)が10日、日本の東京で開催された。
フォーラムは「新しい時代の要請にふさわしい建設的かつ安定的な中日関係の構築」をテーマとしており、參加者は政治?経済、文化、青少年、メディアなどの分科會で意見交換を行った。中國公共外交協會の呉海龍會長、中國の呉江浩駐日大使、日本の福田康夫元首相、高村正大外務大臣政務官らが出席してスピーチした他、中日両國の専門家、學者、若者の代表ら100人が參加した。
呉海龍會長は「現在、中日両國関係はうまくいっているとは言えず、政治的な相互信頼の欠如、國民間の好感度の持続的低下、両國関係への第三國の妨害など多くの問題を抱えている。このため、人的?文化的交流から始めて、より多くの分野で中日雙方の交流と相互信頼を増進することが大変必要だ。中日両國が友好的に付き合い、両國民が尊重し合い、成果を収め合うことを望む」とした。
中日ハイレベル人文交流フォーラムが10日、東京で開催された(撮影?許可)
呉江浩大使は「中日両國は互いに重要な隣國であり、2000年余りの交流の歴史において、両國民は學び合い、參考にし合い、各々の発展を促進しただけでなく、アジア文明の進歩にも貢獻してきた。現在、中日関係は承前啓後の重要な時期にある。雙方は昨年11月の両國首脳會談での重要な共通認識を指針とし、摩擦や溝に適切に対処すると同時に、人的?文化的交流や実務協力を強化し、両國関係の前向きな発展を共同で推進するべきだ」とした。
福田元首相は「日中の2000年以上の交流の歴史は、単に政府の力によって実現できるものではなく、民間の力を借りなければならず、そうしてこそ政府間の交流をより良く促進することができるだろう」とした。
高村政務官は「昨年11月、日中両國首脳は戦略的互恵関係の包括的な推進という両國関係の位置付け、新しい時代の要請にふさわしい建設的かつ安定的な日中関係の構築に盡力することを再確認した。交流會が両國間の交流により多くの知恵を提供し、両國民間の相互理解を深めることを望む」とした。(編集NA)
「人民網日本語版」2024年4月11日