在日中國大使館の報道官は30日、南中國海に関する日本の誤った言論について記者の質問に答えた際、「日本は南中國海問題で再び中國に不當な攻撃と批判を行い、南中國海情勢の緊張を意図的にかき亂している。われわれはこれに強い不満と斷固たる反対を表明し、厳正に抗議する」と述べました。

　日本の外務省は先日、最近の南中國海情勢の緊張についてプレスリリースを発表しました。同報道官はこれに対し、「南中國海の島々に関する最近の事態について、事実の経緯と是非曲直は極めて明らかだ」と述べた上で、「フィリピンは中國南中國海の島々で再三にわたって権利侵害と挑発を行い、中國の領土主権と海洋権益を重大に侵害しており、全責任を負わなければならない。中國が講じている必要な管理措置は完全に正當で、合法的かつ合理的であり、現場での対応はプロフェッショナルであり自制的で、規範的である」と語りました。

　報道官はまた、「中國は南中國海仲裁案の不法かつ無効な裁定を受け入れず、認めず、この裁定に基づくいかなる主張や行動も受け入れず、日本がいわゆる裁定の名を借りて中國に圧力をかけることに斷固反対する。法律の衣をまとったいかなる政治的操作も、結局は失敗する運命にある」と強調しました。

　報道官はさらに、「長い間、日本は米國など少數の國と結託してさまざまな手段で南中國海に介入し、極めて不名譽な役割を演じてきた。われわれは日本に唆していざこざを起こさせ、対立をたきつけるのをやめ、南中國海をかき亂す誤った道をこれ以上進まないよう厳正に促す」と指摘しました（張、坂下）。

　「中國國際放送局日本語版」2024年8月31日