全國観光業務検討會議が8月25日と26日、黒竜江省ハルピンで開催された。今年上半期、観光産業は引き続きマクロ経済を牽引した。國內観光は今期も高度成長を続け、入國観光も増加に転じた。観光投資も大きく増加している。國內観光客數はのべ22兆3600億人、前年同期比で10.47%増だった。収入は1兆8800億元、同13.72%増だった。入國観光者は6787萬人、同3.8%増だった。うち外國人観光客は1347萬人で9.0%増だった。國際観光収入は570億ドルで同5.3%増だった。うち外國人による中國での消費が310億ドルで同6.9%増。出國観光客數は5903萬人で同4.3%増だった。今年上半期の全國観光業の実質投資額は4211.5億元で同30.5%増だった。民間投資が活発で、今年上半期の投資額は2412.8億元と、実質投資総額の57.3%を占めた。
國家旅游局の李金早局長は、第13次5カ年計畫における観光業の発展は急速であり、観光業の発展に國民は大いなる期待を寄せているとした上で、「観光業の戦略的地位をさらに突出させ、世界の観光業において中國の観光業の影響力をさらに強いものにしていく。今年下半期も中國の観光業は力強く成長すると見られるが、マクロ環境では不安定かつ未確定要因が依然として多く、経済の下振れ圧力が観光消費にマイナス影響を與える可能性もある」と述べる。
同氏はまた、観光業界は今後も地道に業界の発展を進め、第3次五カ年計畫における全國観光発展計畫の実施をしっかりと進め、積極的に観光発展のための新たなエンジンを育て、全面的に“トイレ革命”を推進させ、観光公共サービスの品質を高め、観光産業の供給サイドの改革を進め、観光市場の秩序の規範化に努め、文明的な観光を促進させ、香港?マカオ?臺灣の交流発展システムを完備させ、観光外交の開拓を積極化させ、市場拡大を加速させていくとの考えを示した。
「中國網日本語版(チャイナネット)」 2016年8月31日