1月17日、上海市九江路江西中路にある100年の歴史保護建築である禮和洋行舊跡の改造工事が終わり、外灘ビジネスエリアのファッションオフィスビルに生まれ変わった。5階建てのこの建物は石材と赤れんがで建てられており、1階は商用物件、3階から5階(4500平方メートル)は総合オフィスとなる。うち5階はビルの「接客室」で、従業員が読書や接客、パーティーなどを行える共有スペースになる。約1200平方メートルの空間に25本のアーチ型の裝飾があり、白を基調としたおしゃれな空間となっている。
禮和洋行舊跡は九江路168號江西中路255號にある5階建ての建物で、天然の石材と赤れんがで建てられ、上部にバロック式の花模様が入っている。禮和洋行は1898年に建てられ、當時は最大の外資系ビルだった。禮和洋行(Carlowitz & Co.)はかつて極東で最も有名なドイツ系企業で、この事務所は1908年に共同租界の中で最大の建物だった。
「中國網日本語版(チャイナネット)」 2018年1月18日