上空から見下ろすと、真紅の湖水をたたえた烏蘭(ウラン)湖は、血を滴らせた心臓のように見える。內蒙古(內モンゴル)自治區阿拉善(アルシャー)盟阿拉善左旗騰格里(トングリ)砂漠の腹地にある烏蘭湖は、モンゴル語で「赤い湖」を意味する。烏蘭湖は塩湖で、湖水の色が赤いのは、湖水中に大量の「ブラインシュリンプ」や「ドナリエラ(藻類)」、「好塩菌」が含まれていることによる。特に真夏に、高溫?高塩度?強い太陽光などの條件が揃うと、湖水の色はより鮮やかさを増すという。
「人民網日本語版」2024年7月12日