烏英ミャオ寨で、石を運んで堤防を直す村民(7月2日)
烏英ミャオ寨は広西?貴州の省境の大苗山の奧にある。140世帯の600人あまりが生活し、うち100世帯は柳州市融水ミャオ族自治県桿洞郷黨鳩村、40世帯は貴州省従江県翠里ヤオ族チワン族郷南岑村に屬する。交通が不便で土地資源が少なく、自然環境が悪く、かつては極度に貧しいミャオ寨だった。
今年、烏英ミャオ寨の貧困対策はラストスパートに入り、広西?貴州両地の黨委員會政府は烏英ミャオ寨の支援を強化し、融水ミャオ族自治県は烏英ミャオ寨の省境民族文化という特徴に合わせ、「黨建引率+民俗団結+農業観光」の形式を通して各部門の資源を統合し、烏英ミャオ寨を全県全域観光計畫に組み入れ、貧困脫卻と農村振興の作業を積極的に進めることを決めた。
この1年で、烏英ミャオ寨に1本の道路が敷設され、古い道路が整備された。村民が植樹したアオモジは5000本に達し、9世帯が木造住宅を建て、140世帯が電気回路グレードアップ改造を終え、連合黨支部に1人の予備黨員が加わり、5人が大學に合格し、2世帯が自動車を購入した。また、ヨシ小広場の設置、歩道の舗裝、堤防の補修、學校の美化、図書館の充実化、ソーラー街路燈25個の設置、緊急救援設備と家庭の薬箱の配備を行なった。さらに、汚水排出プロジェクト、校舎改造、風雨橋、寨門、公共トイレなど一連のプロジェクトが計畫段階に突入した。1年で、烏英ミャオ寨の44世帯が貧困を脫卻し、貧困世帯は2016年の92世帯から4世帯に減少した。
「中國網日本語版(チャイナネット)」 2019年12月23日