戴秉信氏など中國人強(qiáng)制労働者の遺族代表7人が14日、弁護(hù)士に付き添われて三菱マテリアルの上海事務(wù)所を訪れ、謝罪と1人あたり10萬元の謝罪金を求める要望書を手渡した。同社の社員は要望書を本社の関係部門に渡すとしている。
三菱マテリアルの社員2人は入り口で遺族代表を迎えたが、社內(nèi)に通して話し合うことはなかった。そのうちの1人、日本人男性社員は接客を擔(dān)當(dāng)するだけでそのほかの権利がないため、書類を受け取ることも考えを述べることもできないと何度も強(qiáng)調(diào)した。
遺族代表と弁護(hù)士の幾度にもわたる求めにより、社員は要望書を受け取ったが、「代わりに東京の弁護(hù)士に渡すだけで、會(huì)社が受け取ったことを意味するわけではない」と強(qiáng)調(diào)した。
今回三菱マテリアルを訪れた中國人強(qiáng)制労働者の遺族代表7人は、第二次世界大戦中國人労働者三菱被害者合同懇親會(huì)、第二次世界大戦中國人労働者連合會(huì)三菱労働者分會(huì)、第二次世界大戦中國人労働者長崎三島(高島、端島、崎戸)被害者懇親會(huì)、山東省三菱被害者懇親會(huì)、中國人捕虜日本連行労働者懇親會(huì)河北三菱分會(huì)の5団體の代表。?
第二次世界大戦中國人労働者連合會(huì)三菱労働者分會(huì)の弁護(hù)士団代表の康健弁護(hù)士によると、日本は中國侵略中、「政府、軍隊(duì)、企業(yè)」の三位一體で國際法に違反し、戦爭(zhēng)捕虜と平民を含む約4萬人の中國人を日本に強(qiáng)制連行して苦役に就かせ、約7000人を死に至らしめた。加害企業(yè)の一つである三菱マテリアル(舊三菱鉱業(yè))は関連企業(yè)も含め日本に12の作業(yè)所を持ち、強(qiáng)制連行した中國人の數(shù)は3765人で、その19%の711人が死亡した。また同社は、不正に大量の利益を得たばかりでなく、これによって日本政府から補(bǔ)償金まで受け取った。
遺族代表は要望書の中で、三菱マテリアルが當(dāng)時(shí)中國人労働者に作業(yè)を強(qiáng)制した場(chǎng)所に「強(qiáng)制連行、奴隷労働」の史実を記した記念碑を建てるよう求めた。
康健弁護(hù)士は、「三菱側(cè)は逃げるような態(tài)度をとり、向き合おうとせず、この問題において間違った認(rèn)識(shí)を持っている。しばらくたっても三菱側(cè)から回答が得られなければ、代表はさらなる行動(dòng)をとり、賠償を求める。解決されなければ、歴史のページをめくることはできない」と述べた。
「中國網(wǎng)日本語版(チャイナネット)」2013年5月15日