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ウォルフェンソン氏:中國とインド、2050年に日米超えGDPトップに
発信時間: 2009-05-14 | チャイナネット

 

世界銀行元総裁のジェームズ?ウォルフェンソン氏は13日、上海の外灘3號で開かれたフォーラムに出席し、「中國とインドが2050年前後に米國と日本に取って代わり、世界経済の動向に大きな役割を果たすようになる」との見方を示した。中國新聞社が伝えた。

ウォルフェンソン氏は1995年から世界銀行の第9代総裁を務め、2005年5月31日の離職まで2期連続で総裁を務めた。世界銀行の総裁を2期連続で務めたのはウォルフェンソン氏が3人目だ。ウォルフェンソン氏は現在、ブルッキングス研究所の名譽理事とニューヨーク?センチュリー協會のメンバーを務める。

ウォルフェンソン氏はフォーラムで、「ウォール街?世界銀行?萬里の長城に関する対話」と題したスピーチを行った。同氏によると、中國経済の狀況は全體的にいって良好だといえる。「金融危機によって対外貿易に大きな影響が出ているものの、國內需要の拡大と國民消費の刺激という中國政府による政策は、中國経済にとって大きな支えとなっている。中國は世界で最も活力のある経済體であり、中國経済の將來を危ぶむ聲は歐米にはない」

ウォルフェンソン氏によると、歐米の経済発展システムは過去40年から50年の間はうまく動いていた。だが長期的な発展のなかで経済モデルが極端化したことで、システムの崩壊が起こってしまった。同氏によると、中國とインドのGDPは2050年には世界のGDPの45%を占めるようになる。「中國とインドは人口で世界トップに立っているが、両國経済は今後も大きな成長を続け、米國と日本に取って代わって経済でもトップの2カ國となる」

上海外灘3號は、一般の人々にも開放された無料のフォーラム「三言舎」を開いている。このフォーラムでは、世界各地からの著名人が中國の聴衆に自らの観點を紹介する。政治?経済?文化など各分野の話題を參加者が討論することもできる。

「人民網日本語版」2009年5月14日

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