英文『中國日報』は10月22日、「中國?ASEAN自由貿易區の誕生には人々の期待が寄せられ、雙方の共同繁栄に対する要求、各自の衰退の防止、友好?協力に対する要求、対抗の排除、貿易の自由に対する要求、保護主義の追放が表れている」という文章を掲載した。
中國と東南アジアの指導者が面會し、各國は最後の準備にとりかかっており、中國?ASEAN自由貿易區は來年1月1日に完成する予定。これにより、東南アジア諸國が中國に輸出する90%の製品でゼロ関稅が実施され、中國のサービス業と投資においても最恵國待遇を受けられるようになる。中國?ASEAN自由貿易區は、少なくとも人口において世界最大の自由貿易區となる見通し。この貿易區の人口は19億人で、貿易総額は最高4兆5000億ドルに達する。メンバー國は中國、ブルネイ、カンボジア、インドネシア、ラオス、マレーシア、ミャンマー、フィリピン、シンガポール、タイ、ベトナム。
中國?ASEAN自由貿易區の誕生は真の國際友好を源としている。1997年、ASEANはアジア金融危機をなんとか乗り越えたのは、中國が援助の手を差し伸べたためであった。中國は自身の利益を犠牲にし、人民元の価値を安定させ、ASEAN諸國の危機脫出を助けた。當時の朱鎔基総理は、経済協力を目的とした自由貿易區建設の構想を打ち出し、1976年にバリ島でASEANと『ASEAN協和宣言』に調印した。
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