浙江省の三門市で建設中のAP1000型爐原子力発電所で、一基目の原子爐は2013年の稼動を予定している。
國家原子力発電技術會社の王炳華理事長は21日、この世界初となる第3世代AP1000型爐原子力発電所には世界で最も先進的な技術が採用されており、安全性が最も高いことを明かした。
王炳華理事長によると、國家原子力発電技術會社と米國ウェスチングハウス社は3年前から、世界初のAP1000型爐原子力発電所の建設を共同で進めてきた。AP1000型爐原子力発電所の総體設計、システム設計、コア設備の設計は2008年12月に完成したもので、プロジェクトは順調に進んでいるという。
「中國における第3世代AP1000型爐原子力発電所の建設は米國より2年以上早い」と、國家環境保護部核安全?環境専門家委員會の林誠格委員はメディアの取材に対し述べた。
また、「この世界初のAP1000型爐原子力発電所は、中國と米國ウェスチングハウス社の協力の成果である。中國とウェスチングハウス社の間には、原子力エネルギー開発に関する枠組み協定(LPP)も結ばれている」と、王炳華氏は話す。
「中國網日本語版(チャイナネット)」 2010年3月22日