従屬人口指數は2013年に転換點迎える 38.3%の最低水準に
國務院參事官の馬力氏は18日、中國の従屬人口指數は2013年に転換點を迎えるが、依然として25年の「人口ボーナス期」にあるとの見方を示した。馬力氏はこの日、「2010年中國人口と発展諮問會」に出席した際に『中國の労働力の変動と判斷』をテーマとした報告を行い、「中國の生産年齢人口が総人口に占める割合は71.68%で、世界最高水準となっている。従屬人口指數は2013年に最低水準の38.3%となり、『十二?五(第12次5カ年計畫期、2011~2015年)』期は発展潛在力がもっとも大きい時期となる」と述べた。
また、「中國の従屬人口指數は2013年に転換點を迎え上昇し始めるが、2010年から2035年までは『人口ボーナス期』の基準である53%を下回り、労働力が豊富で扶養負擔が低く、貯蓄率が高い『人口ボーナス期』となる。これは経済発展と社會のモデル転換に有利となる」と語った。
中國の生産年齢人口は歐州の人口総數を超える。2008年の15歳から64歳までの生産年齢人口は9億5500萬人で、「十二?五」期間に2449萬人増える見通し。