「國民経済と社會発展の第12次五カ年計畫(2011-2015年)制定に関する中國共産黨中央の意見」が27日、新華社を通じて発表された。同意見は18日、中國共産黨の第17回中央委員會第5回総會で通過したもの。
意見では、経済の成長パターン転換加速を主要路線に置くことは、科學の発展を推進する必然の道であり、中國の基本的な國情や発展の段階的な新しい特徴に適合すると指摘。
経済の成長パターン転換加速に向けた基本要求は、▽経済構造の戦略的調整を重點的な方向▽科學技術の進歩と革新を重要な柱▽民生の保障と改善を根本的な出発地點と著陸地點▽資源節約型、環境にやさしい社會の建設を注力點▽改革開放の堅持を強大な動力--とすることとされた。
意見では、將來の発展の基調と條件を総合的に考慮し、今後5年間の経済?社會発展の主要目標として▽安定した比較的速い経済成長▽経済構造の戦略的調整での重大な進展▽都市部と農村部の住民所得のあまねく速やかな増加▽社會建設の著しい強化▽改革開放のたゆまぬ深化▽経済成長パターンの転換における具體的な進展▽総合國力?國際競爭力?リスク回避能力の顕著な向上▽人民の物質?文化生活の顕著な改善▽小康社會(ややゆとりのある社會)の全面的な建設基盤の一層の強化--を提示した。
「人民網日本語版」2010年10月29日