インドの金融専門紙4月13日の情報(bào)によると、國際通貨基金（IMF）のデーターから、インドの2010年の國內(nèi)総生産（GDP）は10.4%に達(dá)し、中國は10.3%だった。中國が1980年代に改革を初めて以來、インドの経済成長が中國を超えたのはこれが初めてだ。また、両國の政府機(jī)関の経済予測(cè)データーによると、中國の「十二?五（第12次五カ年計(jì)畫、2011~2015年）」期間中のGDP成長率は7%で、インドは9%に達(dá)する。

成長に勢(shì)いがある発展途上國は他にも、GDP成長率7.5%のブラジル、5.5%のメキシコ、4%のロシアなどがある。経済成長が最も速い國は日本が3.9%、ドイツが3.5%、カナダが3.1%、アメリカが2.8%である。

IMFは、各國のGDPを市場(chǎng)の為替レートでドルに換算し、上記のデーターを算出している。つまり、各國の対ドル相場(chǎng)が上昇すれば、GDPも増加することになる。報(bào)道によると、10.4%の成長率はインド政府の正式データーよりも高いという。2010年、ルピーの対ドル相場(chǎng)は6.4%上昇しており、人民元の対ドルの値上がりはたったの0.9%だったため、インドのGDP成長率は中國よりも高かった。

この狀態(tài)が続くかどうかに関しては様々な要素が絡(luò)んできる。まず、中國とインドが公表した正式データーが正しければ、インドの経済成長率は中國よりも高いことになる。一方もし、専門家が予測(cè)したように、人民元の対ドルが更に高値になり、ルピーの対ドル相場(chǎng)が下降すれば、中國のGDP成長率は上がり、インドが逆に下がることになるだろう。

「中國網(wǎng)日本語版（チャイナネット）」2011年4月14日