東方航空の関係者は、「京滬空中快線」(北京―上海シャトル便)の年間利益は約9億元だが、京滬高速鉄道が開通すると、特に運(yùn)営開始のころは好奇心から多くの旅客が高速鉄道に流出することは避けられないと高速鉄道の影響について分析している。証券會(huì)社は、運(yùn)営開始初期、航空便の利用客の20%は高速鉄道を選択するのではと見ている。
各航空會(huì)社も対策に躍起だ。南方航空では「特定の時(shí)期」、今のところは毎年1月に出発時(shí)間を固定しない航空便就航を検討している。海南航空會(huì)社は、航空便の高速鉄道との乗り換えに力點(diǎn)を置いている。たとえば、海南航空傘下の天津航空のフライトに乗り夜8時(shí)まで天津浜海國際空港に到著すると、高速鉄道天津駅?天津東までのバスチケットが用意されており、北京―天津高速鉄道に乗り換えて北京に戻ることができる。チケットはすべて無料というサービスだ。
「空港がない、あるいはフライト便が少ない小都市に今後は高速鉄道が走る。これにより、航空便と高速鉄道の乗り入れ、乗り換えの利便性向上が、これからの交通インフラの向かう方向となるだろう」と航空業(yè)関係者は見ている。
「中國網(wǎng)日本語版(チャイナネット)」2011年6月23日