中國(guó)社會(huì)科學(xué)院は７日、北京で「経済青書：２０１２年中國(guó)経済情勢(shì)分析?予測(cè)」を発表した。青書は、世界的金融危機(jī)の影響は今後長(zhǎng)期間続き、中國(guó)経済の輸出依存局面が根本的に転換する可能性があるとしている。

青書は次のように指摘している。２００８年からの金融危機(jī)はグローバル経済危機(jī)で、その深刻さは１９３０年代と７０年代の２回の世界的大危機(jī)と並べられるものだ。総合的判斷として今回の危機(jī)からの真の回復(fù)には１０年か、さらに長(zhǎng)い期間が必要になることも考えられる。

青書はこうした判斷の基本的根拠として次のように強(qiáng)調(diào)している。今回のグローバル経済危機(jī)は先進(jìn)経済體の長(zhǎng)年にわたる経済発展パターン、経済構(gòu)造、金融構(gòu)造、財(cái)政構(gòu)造の重大なねじれの集中的反映である。今回の危機(jī)はグローバル経済の発展パターンの危機(jī)であり、構(gòu)造のアンバランスの危機(jī)、金融業(yè)の過(guò)剰発展の危機(jī)、財(cái)政赤字の危機(jī)である。

青書は同時(shí)に次のように指摘している。來(lái)年、中國(guó)の物価は下がり、消費(fèi)者物価指數(shù)（ＣＰＩ）の前年比上昇率は４?６％と予想される。今年のＣＰＩ上昇率は高い水準(zhǔn)が続き、通年で５?５％前後になる可能性がある。物価急騰の主な要因にまだ大きな変化はみられず、物価安定は多くの挑戦（試練）に直面している。

青書は次のように予想している。今年の國(guó)內(nèi)総生産（ＧＤＰ）の伸び率は「９％超」で、來(lái)年、國(guó)際経済?政治環(huán)境が著しく悪化することがなく、國(guó)內(nèi)で広い範(fàn)囲での重大な自然災(zāi)害や他の重大な問(wèn)題が起きなければ、経済は引き続き多少減速するが、合理的な成長(zhǎng)の範(fàn)囲を依然維持し、ＧＤＰの伸び率は８?９％に達(dá)する。

青書は、全般的に中國(guó)の経済成長(zhǎng)は政策の刺激によるものから自発的成長(zhǎng)へと秩序ある移行を?qū)g現(xiàn)し、國(guó)內(nèi)のインフレも徐々に緩和し、今年と來(lái)年の経済は多少減速するものの、落ち著いた、比較的速い合理的範(fàn)囲で推移するとしている。

（新華網(wǎng)日本語(yǔ)）より　2011年12月11日