弱かった米國市場で“ドイツ製”が大きな成長を遂げている。ドイツのFHDW応用科學大學自動車センターが発表した調査結果で、ドイツ車が米國自動車市場において、リコール率で他のライバルと大きな差をつけていることがわかった。特に最大のライバルである日本車との差は歴然だ。
2011年、米國市場においてホンダ車は332%のリコール率でワーストになっている。この數字は新車販売臺數の3倍に當たる。同様にスバル(222%)トヨタ(213%)もそれぞれ2位と3位にならんでいる。日本車の2011年のリコール率は2010年から大幅に上昇し、その品質の信頼性の神話が大きく打ち破られている。米自動車メーカーのフォードは155%で4位だった。
ダイムラーは53%、フォルクスワーゲンは66%、BMW 91%とやや高い。ポルシェはわずか9%でリコール率最低の栄冠を得ている。比較的リコール率が低い車種はドイツ車に集中している。ポルシェについで、ジャガー、GM、日産と続き、米國のダイムラーは5位となっている。
今回の調査データは主に自動車メーカーのリコール數(全車種、過去販売臺數)と新車販売臺數(2011年)の割合に所得を合わせて算出している。2011年の米國自動車市場では、合計1450萬代の自動車にリコールが発生している。そして、新車販売臺數はわずか1278萬臺だった。2010年の自動車リコール數は2011年を上回る1800萬臺だった。研究によれば、長期的に見ると米國市場のリコール率は依然として高い數値で推移しているという。
「中國網日本語版(チャイナネット)」 2012年2月13日