中國自動車工業(yè)協(xié)會（ＣＡＡＭ）は9日、1月の自動車生産臺數(shù)が前年同期比27．47％減の129萬9400臺だったと発表した。同月の新車販売臺數(shù)は26．39％減の138萬9800臺。うち乗用車販売臺數(shù)も23.81％減と大幅に落ち込み、減少幅は過去最悪となった。同協(xié)會の董揚事務(wù)局長は大幅減少の原因について、「正月と舊正月（春節(jié)）が同じ月に重なり、営業(yè)日が少なかったため」と分析する。國際金融報が伝えた。

　中國獨自ブランドのシェア縮小も、市場低迷に追い打ちを掛けている。中國獨自ブランドの乗用車販売臺數(shù)は同月、30．62％減の48萬8千臺と大きく落ち込み、乗用車販売全體に占める割合も42.05％と前年同期比3.96％の減少となった。

　一方、米調(diào)査會社ＬＭＣ　Ａｕｔｏｍｏｔｉｖｅはこのほど、「中國の自動車業(yè)界にとって2012年は過渡期となり、獨自ブランドの市場シェアは今後も縮小を続ける」とする報告書を発表。実際のところ、ＣＡＡＭがまとめたデータによると、1月の自動車輸出臺數(shù)は前年同期比8.32％増の5萬6300臺とプラス成長に再び転じており、獨自ブランド企業(yè)は中國市場の低迷を背景として國際市場に目を向け始めている。

　「人民網(wǎng)日本語版」2012年2月13日