今年の政府活動報告における7.5%の成長率目標に比べると、8.5%の予測は高すぎるようにも感じるが、ここ數年続いた10%前後の成長率からすれば、経済はやはり反落傾向にある。
余氏は、今年の経済成長率は適度に反落し、物価水準の調整にメリットとなる。需要増に有利であり、構造調整のペースを早める事につながる。
通年の物価の動きに関して、余氏は「近日の原油価格の値上げは中國の物価水準に影響を及ぼすが、通年の消費者物価指數(CPI)を4%前後に抑える目標は実現可能である」と判斷した。
「中國網日本語版(チャイナネット)」 2012年3月25日