◆デベロッパーによる新規(guī)物件の売り出しが活発化

不動(dòng)産市場規(guī)制政策が緩和に向かう中、市場では取引件數(shù)が回復(fù)し、デベロッパー側(cè)の販売拡大意欲も刺激されている。不動(dòng)産大手の中原地産のデータによると、不動(dòng)産大手１０社による前売り戸數(shù)が３月に１０００戸に達(dá)し、４月より販売戸數(shù)が大幅に増加し、５月も依然として好調(diào)をキープしている。

不動(dòng)産大手の萬科は５月に新規(guī)物件の発売を開始し、計(jì)４５５戸（面積計(jì)５萬２４００平方メートル）を提供中だ。また首開股フン、北京城建等の不動(dòng)産企業(yè)も、５月に発売を開始した。５月末現(xiàn)在、不動(dòng)産大手１０社のうち、新規(guī)物件の売り出しに踏み切っていないのは２社（富力地産、首創(chuàng)置業(yè)）のみとなっている。

業(yè)界関係者は、「デベロッパーによる不動(dòng)産販売戸數(shù)、不動(dòng)産市場の取引件數(shù)は、今後増加傾向を見せる」と指摘した。投資をスムーズに回収するため、デベロッパーは今後も販売に積極的だ。金利コストの低下、不動(dòng)産価格が安定化に向かうとする業(yè)界予測もある。また、より多くの実需を呼び込み、居住と投資を兼ねた購入が増加し、取引件數(shù)を押し上げる。しかし國の不動(dòng)産市場規(guī)制政策が終了しておらず、不動(dòng)産在庫（未販売）數(shù)が高い水準(zhǔn)にあることから、不動(dòng)産価格が急下落することはなく、小幅上昇となる見通しだ。

「中國証券報(bào)」より　2012年6月13日