英紙「デイリー?テレグラフ」は9日、中國のインターネット會社のシェアが拡大しつつあるものの、デジタルメディアの営業収入で見ると、グーグルが依然として首位を占めている――と伝えた。
同紙によると、今年上半期におけるインターネット會社44社のデジタルメディアの営業収入は859億ドルで、そのうち314億ドルをグーグルが占めた。2位がアマゾンの103億ドルだった。 騰訊4位、百度6位 。
また米國の戦略分析會社が、上場44社の広告、動畫、音楽、ゲーム、ソーシャルメディア、コンテンツ発行ネットワークなどの収入についてまとめた報告書によると、中國會社の順位が上昇。中でも奇虎360、百度(バイドゥ)、騰訊(テンセント)、新浪(Sina)の4社は、全44社の中でランキングが急上昇した10社の中に入っている。これに関連して、英紙「ガーディアン」は、同ランキングのベストテンの企業で本部が米國にないのは騰迅と百度だけと伝えている。 ちなみに騰訊の営業収入は54億ドルとアップルの52億ドルを抜いて第4位。これは3位のフェイスブック(Facebook)と僅差。また百度(バイドゥ)はヤフーを抜いて34億ドルで第6位となった。
「中國網日本語版(チャイナネット)」2014年12月11日