■環境保護と公益への支出意欲の高い大學生
「私はすでにアルシャー地區に木を1本持っています」。朱江さんは甘粛省のある大學の4年生。2016年10月初めに支付寶の「マ(蟲偏に馬)蟻森林」公益活動に參加し、12月10日に「植樹証書」を受け取った。彼の木はアルシャー地區に植えられる。
社會全體の冨が増加するに伴い、社會的価値の評価も多元化している。中國の若い世代は、環境保護と公益の意識を高めている。2016年8月に始まった「マ蟻森林」活動では、大學生がすでに7萬5789本の木を植えた。木1本の排出削減量は1萬7900グラムに達する。合肥工業大學が764本で1位、江西科技學院の664本,安徽農業大學583の本、安徽大學の477本、南昌大學の473本、中國科學技術大學の462本と続く。
「簡単な行いで公益になるのだから、喜んでしないわけがない」。オンラインでもオフラインでも、朱さんの考えでは公益はすでに大學生の習慣、生活となっている。2016年の大學生の公益寄付金では、「行走捐」(ユーザーが5000歩くたびに一定の公益基金と交換でき、1萬歩で1元になる)プロジェクトでは、國家法官學院が1人當たり延べ6.21回で1位、浙江海洋大學が延べ4.5回で2位となった。
21世紀教育研究院の熊丙奇副院長によると、近年社會の教育水準が高まるにともない、學校も學生の公益參加をより強調するようになり、社會全體の公益意識も高まっている。
大學生に対して、大學內には専門の公益型団體があり、政府や公益機関も加入し、外部環境の影響もあって、社會公益に対する大學生の関心度は高まっている。大學生の公益は主に2つのレベルに表れている。1つは寄付を含む社會的弱者への支援。もう1つは社會の進歩を促す公益活動への參加で、差別反対、権利擁護などが含まれる。(編集NA)
「人民網日本語版」2017年1月3日