2017年中國観光會議が12日、湖南省長沙市で開かれた。中國國家観光局の李金早?局長は會議で、ここ2年間の中國観光業の狀況と成果をまとめ、2017年の発展目標を発表した。
李金早?局長によると、2016年の中國観光業の國民経済への寄與度は11%に上り、世界平均と同水準にある。中國の観光市場は質量ともに上昇し、2016年の観光収入は合計で前年比13.6%増の4兆6900億元に達する見通しだ。中國國內の旅行者數は2015年に延べ40億人を突破したのに続き、2016年も2ケタ成長が続く見込み。年間合計では延べ44億4000萬人、1人當たりの旅行回數は延べ3.4回となる見込み。國內の観光収入も2ケタ成長が続き、2016年は年間合計で3兆9000億元に上る見通しだ。
海外から中國へのインバウンド旅行者數は減少傾向にあったが、ここ2年は連続でプラス成長を実現した。2016年のインバウンド旅行者數は延べ1億3800萬人、観光収入は1200億米ドルと、伸び率はそれぞれ3.8%と5.6%の見込み。うち、外國人の訪中客數は8.3%増の延べ2815萬人に上る。中國から海外へのアウトバウンドは順調に伸びており、2016年のアウトバウンド旅行者數は前年比4.3%増の1億2200萬人に達する見通し。中國はアウトバウンド旅行者數で世界一、インバウンドは第4位のポジションを維持する見通しだ。