年初にスイスで開かれた世界経済フォーラム年次総會（ダボス會議）で、中國の習(xí)近平國家主席は「経済のグローバル化に適応し、これを上手くリードする」として「新型グローバル化」について提言した。今年の「両會」（全國人民代表大會と中國人民政治協(xié)商會議）期間中も「中國の開放の扉が閉じられることはない?、「引き続き貿(mào)易と投資の自由化と円滑化に取り組んでいく」と重ねて表明。さらに、世界的な経済危機(jī)はグローバル化に原因があるのではないとした上で、「自ら暗い部屋に閉じこもるような脫グローバル化に活路はない」と指摘した。

ダボス會議からボアオ?フォーラムに至るまで、中國が「新型グローバル化」を主導(dǎo)するという流れは世界的コンセンサスとなっている。TPPからの離脫表明などグローバル経済のリーダーシップを放棄した米國に代わって、中國がイニシアチブを握ることを世界は望んでいる。グローバル化の受益者として、中國は「グローバル化のリーダー」という虛名を得るためではなく、グローバル化に対する責(zé)任に向き合い、世界市場に自由貿(mào)易という未來をもたらすことに著実に取り組んでいく。

「中國網(wǎng)日本語版（チャイナネット）」2017年3月24日