中國浙江省の義烏からスペインのマドリードを結ぶ國際定期貨物列車「中歐班列」X8024號が13日午後、義烏西駅から汽笛を鳴らしながら発車した。細々とした商品や衣服といった貨物を満載した同列車は今年にはいって運行された第1000本目の「中歐班列」となる。中國鉄路総公司の統計によると、2017年度の「中歐班列」運行數は昨年と比べると612本増え、同期比158%増となっている。新華網が伝えた。
「一帯一路」(the belt and road)の提唱が掲げられてから、「中歐班列」の運行數は破竹の勢いで増加しており、その輸送所要時間も大幅に短縮、物流コストも目に見えてダウンし、サービスプラットフォームは改善を続け、貨物の種類も日に日に豊かになってきており、「中歐班列」ブランドの影響力も日増しに高まっている。
「中歐班列」の貨物は、細々とした商品と電子製品がメインだったが、次第に紡績品、自動車およびその部品、機械設備、家具など日に日に豊かになってきている。また當初は中國から歐州への一方向だった運用も、現在では雙方向での運用となり、スペインのワイン、ポーランドの牛乳、ブルガリアのローズオイル、ドイツの自動車などますます多くの貨物が「中歐班列」に乗って中國市場へと屆けられている。
現在、新ユーラシア大陸橋とシベリア大陸橋を利用し、すでに西?中央?東の3本の「中歐班列」輸送ルートが形成されている。中國鉄路はすでに「中歐班列」運行路線51本を敷設しているほか、その中國國內乗り入れ都市は28ヶ所、歐州乗り入れ先は11ヶ國29都市となっている。(編集TG)
「人民網日本語版」2017年5月14日