第5回グローバルシンクタンクサミットが15日、北京で開催された。中國國際経済交流センターの陳文玲チーフエコノミストは、「一帯一路」(シルクロード経済ベルト、21世紀海上シルクロード)の建設が、5つのボーナスを生み出すと指摘した。
陳氏によると、この5つのボーナスとは「発展戦略の連結のボーナス」「人口のボーナス」「市場のボーナス」「革新のボーナス」「共有のボーナス」のことだ。この5つのボーナスは一帯一路沿線國?地域に、より美しいビジョンとより大きな発展の余地をもたらす。
「人口のボーナスを例とすると、中國の伝統(tǒng)的な人口年齢構造によるボーナスがすでに十分に引き出されており、今や新たな人的資本ボーナスにアップグレード中だ。その一方で、平均年齢が35歳以下の一帯一路沿線國?地域も少なくない。新たな人口のボーナスと伝統(tǒng)的な人口のボーナスは相互接続により、沿線國?地域が共有する全體的な人口のボーナスになる」
陳氏によると、新たな世界的産業(yè)シフトがすでに始まっており、一帯一路沿線國?地域が主な移転先となっている?!钢袊鴩H経済交流センターの研究チームの推算によると、一帯一路沿線國が今後10年間で創(chuàng)出するGDPは、世界のGDPの6割を占める。一帯一路という場と擔い手により、沿線の後発國はより大きな発展の機會を手にする」
第5回グローバルシンクタンクサミットは中國國際経済交流センターが主催。國內外の専門家?學者ら約300人が、開幕式と4回のラウンドテーブルに出席した。
「中國網日本語版(チャイナネット)」 2017年5月16日