中國環境保護部は27日の2月定例記者會見において、大気汚染防止活動の進展を報告した。環境保護部は、現在の大気汚染防止の効果は顕著であり、今後は青空防衛戦に勝利する3カ年作戦計畫を策定すると同時に、産業?エネルギー構造の調整を加速すると表明した。環境保護部の責任者は、次のように説明した。
産業構造の斷固たる調整について、今後は「散亂汚企業」(企畫にない、ルール違反の経営を行う、環境汚染をもたらす企業)及び集団の総合改善措置を全面的に推進し、固定汚染源を環境監督管理の範囲內に収め、すべての重要工業汚染源に対して全面的にオンライン監視システムを取り付ける。許可なき汚染物質排出、排出量の基準未達に該當する企業に対して、改善のための最後の期限を明らかにし、この期限に遅れた場合は法に基づき一律閉鎖とする。重點地域で大気汚染物質特別排出制限値を設定し、改善を掘り下げる。鉄鋼?コークス業界で、超低排出改造重大プロジェクトを実施する。
エネルギー構造調整の加速について、重度汚染の石炭火力発電所を淘汰し、クリーン電力供給を拡大する。重點地域では、天然ガスと電力の供給を拡大し、石炭末端消費量を大幅削減する。
重度汚染日への対応について、大気品質予測?予報體制をさらに整え、6つの地域大気品質予測?予報センターの能力の早期形成と効果発揮を促す。重度汚染日緊急プランを策定し、始動基準を改善し、緊急排出削減リストの範囲を絞り、地域緊急連動を実施し、重度汚染の期間を短くし、ピークを下げる。
「中國網日本語版(チャイナネット)」2018年2月28日