4Gの基本設備を使用していても、NSAは5Gの高速?低タイムラグ?広接続の特性を持つため、業界內では5Gとみなされる。郭正標氏は、「4G+の速度は5G標準の速度に及ばないが、4Gよりは速い。ユーザーの5Gに対する期待値が高すぎるため、5G Eの通信速度に満足できないだけ」と説明した。
5G競爭は始まり、エリクソン、ノキア、サムスンなど多くの企業が5Gネットワークのテストを開始し、中でも華為(ファーウェイ)は注目を集めている。郭正標氏は、『科技日報』の記者に対し、「華為は現在世界で唯一完全な5G通信サービスを提供する業者である。米國は華為の5Gサービスを購入したくないため、提攜業者の技術が整ってからSAの配備を検討することになる。AT&Tも4Gコアネットワークを土臺にグレードアップするしかない」と述べた。
項立剛氏は、光ケーブルのカバー率の低さも米國がNSAを優先的に採用した理由だと話す。
標準化された5Gの大規模商用化は短期間でできることではない。項立剛氏は、「偽5Gや4G+は単なる名稱で、技術は絶えず発展しているためコンセプト的に大きな意味はない。移行段階において、5Gか5Gでないかの境界は非常に曖昧だ」と述べた。
では、 標準化された5Gの商用化はいつ実現されるのか。
まず、5Gに対応した攜帯電話なければいけない。郭正標氏は、5G攜帯電話が登場すれば、5Gネットワークが必要になる。攜帯電話に5Gと表示されたときにユーザーはようやく5Gを直接感じることができる」と話す。