11月22日、中國証券監督管理委員會(証監會)を取材した『証券日報』記者によると、証監會はすでに、鄭州商品取引所での高純度テレフタル酸(PTA)、メタノール、菜種のオプション取引、大連商品取引所での鉄鉱石のオプション取引、上海先物取引所での金のオプション取引を認可した。これについて業界関係者は、5品目のオプション上場が資本市場の「改革深化」による成果として、企業ごとに異なる細かいスク管理のニーズを満たし、ヘッジコストを引き下げるとの見方を示した。
PTAやメタノールのオプション取引は2019年12月16日から、菜種のオプション取引は2020年1月16日から、鉄鉱石のオプション取引は2019年12月9日から、金のオプション契約は2019年12月20日から開始される。
証監會はPTA、メタノール、菜種、鉄鉱石、金が重要な大口商品になると指摘。関連する先物の上場後、市場は安定的に運行され、産業顧客の參與が広がり、大きな機能を発揮すると説明した。今後は、先物取引所に各種の準備作業を促し、PTAなど5品目のオプション上場とその後の穏健な運行を目指すとしている。
「中國網日本語版(チャイナネット)」2019年11月25日