上海市の中心市街地における電力系統の供給信頼度が今年に入って初めてファイブ?ナイン(99.999%)の大臺に乗せ、99.9998%に達した。送電大手の國家電網傘下にある上海市の電力會社「國網上海市電力」が5日、明らかにした。世界トップレベルに躍進したことを示すものだとしている。
供給信頼度の中で一番の目安となるのが停電時間だ。ファイブ?ナインに達したということは、1需要家當たりの年間停電時間が5分以下であることを意味し、世界でトップレベルの電力網を判斷する基準として公認されている。
現在、世界の先進國の主要都市における供給信頼度は99.99%程度で、このうちファイブ?ナインに達しているのは、東京やシンガポールなど少數にとどまる。今年1~4月の上海市中心市街地における1需要家當たりの停電時間は0.4分未満、停電回數はわずか0.007回だった。
「中國網日本語版(チャイナネット)」2020年5月6日