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08年の中國科學の10大発見(7)世界最古の花
発信時間: 2008-12-31 | チャイナネット

 

 

08年3月3日発行の雑誌「サイエンス」は表紙裏側の重要な位置に、吉林大學の孫革、中國地質學院の李強両研究員が発見した世界的に公認される「世界最古の花」を掲載した。

 

発見者の話

00年7月、李強研究員が遼寧省西部の凌源で2つの珍しい化石を発見した。私は化石の數本の枝に、果実とおしべ、葉が密集しているのに気づき、やはり「古果」(古代の果物)に屬するとしても、新種であり、水生植物であると判斷した。

私は古代植物形態學と分子生物學を応用して研究を続け、遼寧古果と中華古果の主要な性狀と特性について、これまでに知られるすべての被子植物とはいずれも異なり、過去に報道された「最古」の被子植物よりさらに1500萬年早いものであることを立証した。科學者はこのすでに絶滅した古い被子植物類群により、早期の被子植物の新科――「古果科」を確立してくれるだろう。

 

権威筋の評価

雑誌「ネイチャー」編集者――この重大な発見は、世界の被子植物の起源と早期の変化の研究にとって新たな突破口を開くものである。よく論じられる認識とは異なり、被子植物の起源について深く研究する上で新たな考え方を提供してくれた。

 

孫革氏 吉林大學古生物研究センター主任、東北アジア國際地學研究?教育センター主任、中獨連合実験室(中國側)主任。

 

「チャイナネット」2008年12月31日

 

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