明の嘉靖年間(1522~1566年)に建設され、すでに400年以上の歴史をもつ。もともとは上海の名門豪族、潘家が私有する園林だった。園主の潘允端は、父親に晩年を楽しんでもらおうと、邸宅の近くの田畑に石を集めたり、池を掘ったりして、園林を造った。「豫」には「安泰」という意味があるため、「豫園」という名には「年老いた両親が安泰で、楽しんでくれるように」という願いが込められている。
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主な見どころは「城市山林」「華林秀谷」「點春勝跡」などで、なかでも「園中園(內園)」は豫園を代表するスポット。0.14ヘクタールとあまり大きくはないが、東屋、樓閣、築山、池がすべてあり、精緻で華美な設計がなされている。角を曲がるたびに、アーチ型の門をくぐるたびに、異なる風景が現れ、「小中見大(小さいものを通して大きいものを見る)」という中國伝統の建築様式が見て取れる。
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開放時間:9時~17時
交通:路線バス64、24、926路
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「人民中國」より 2009年3月18日