中國の李保東國連大使は13日、ニューヨーク國連本部で開かれたCSD?國連持続可能な開発委員會の第19回會合で、「各國の資源配分と経済発展の水準が異なるため、各國の政府が國情に基づいて選んだ発展の道を尊重すべきで、同じく基準と指標を設けるべきではない」と語ったた。
李大使は「2012年にブラジルで開かれる國連持続可能な開発のための世界會議は、持続可能な発展を実現するための重要な會議である。中國は大會で政治上の意見統一が行われ、共に世界の持続的な発展を促進することを願っている」と述べた。
クリーン経済の発展について、李大使は「クリーン経済は持続可能な発展を実現する上で重要だ。國際社會は発展途上國がその実現に払った努力と、直面しているリスクを充分に考慮すべきだ。発展途上國の市場參入、投資?補助政策、知的財産権などの面で優遇條件を提供し、クリーン経済の発展を口実に、貿易と投資及び発展への援助に新たな條件を追加することを避けるべきだ」と強調した。
「中國國際放送局 日本語部」より2011年5月14日