2009年度第2陣中國青年代表団は10月16日午後、練馬文化センターで日本の伝統(tǒng)的文化である歌舞伎の公演を見學し、隈取を體験した。
2005年に世界の無形文化遺産に登録された歌舞伎は、日本の古典蕓能の一つで、イギリスでシェークスピアが生まれ、イタリアでオペラが始まった400年前に誕生した。歌舞伎は日本文化の寶であり、世界的にも評価の高い蕓術である。
歌舞伎役者の花柳辰蔵さんによる隈取の説明のあと、団員たちは実際に隈取を體験。また花柳さんは演目の「釣女」のお姫様が著る衣裝を紹介した。この衣裝はきれいなピンク色で、銀と金の糸で細かな刺繍が施されている。お姫様役の衣裝を著た男性が団員たちにあいさつすると、団員たちからは「え?不思議!」といった驚きの聲が上がったが、すぐに団員たちは日本の歌舞伎役者は中國の京劇役者と同じで、男性が女形を演じることに気づき、舞臺で真剣に女性を演じる男性役者に、尊敬の気持ちを込めて大きな拍手を送った。
「釣女」はこういう內容だ。妻を得ようと願う大名が、一本の釣竿でとても美しい女性を釣り上げた。それを見ていた家來の太郎冠者も、美しい妻を得ようと釣り糸をたらすと、衣被を被った女性が。しかしその女性はなんと醜女だったというもの。
太郎冠者と醜女のやり取りは見ていてとても面白く、団員たちは日本語も分からず字幕もなかったが、役者たちの生き生きとした表現(xiàn)で歌舞伎の魅力を感じ、ずっと笑い続けていた。その時に私は、伝統(tǒng)的な文化は國と國との壁や言葉の壁を越え、その蕓術の真の意味を感じることが出來るのだということに気づいた。(役者:立花志十郎)
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