民主黨、社民黨、國民新黨は8日、3黨幹事長會談を行ったが、連立政権合意について一致は見なかった。
自民黨は16日に行われる首相指名選挙での投票人選を決定、公明黨も新指導部の発足を発表した。
衆院選から8日が過ぎ、次期首相を選出する16日の特別國會までもあと8日。日本の政権引き継ぎは中盤に入り、勝者、敗者共に慌ただしい動きを見せている。
民主黨、社民黨、國民新黨の連立政権は現在「難産の陣痛」狀態にある。民主黨は衆院選で絶対多數の議席を獲得したが、參議院では半數に及ばない。安定した順調な國會運営を確保するため、民主黨は社民、國民新両黨との3黨連立政権の樹立を望んでいる。連立政権の枠組みの順調な構築は、3黨の政策合意次第だ。
社民黨と國民新黨は自黨が埋沒することを懸念し、連立政権合意に各々の政黨色のある方針?政策を明記すること、そして政策決定への関與度を高めるため與黨連絡調整機関を設置することを求めている。8日の3黨幹事長會談で、社民、國民新両黨は、連立政権合意への「日米地位協定の見直し」、「郵政民営化の見直し」の明記をそれぞれ求め、合意にいたらなかった。
「人民網日本語版」2009年9月9日