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第10回 「國家友誼賞」を受賞した有馬朗人氏 「アジア諸國が一緒になって研究を」 |
発信時間: 2009-10-12 | チャイナネット |
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中國で流行する「オリンピック數學塾」は? 中國の小中學校では今、「オリンピック數學塾」が非常に流行しているが、メディアでは批判の聲も聞かれる。科學技術の教育者でもある有馬氏はこの現象をどう見ているのだろうか。 「獨創性が伸びるという理由から『オリンピック數學塾』はいいと思います。 オリンピック數學の教育は、一般教育よりレベルの高い問題を解き、応用力をつけることができるからいいのです。數學オリンピックで成功した人はフィールズ賞を受賞する割合も高い。しかし、ただ數學だけを勉強しろと言うのではだめです。その他の勉強も自由にさせるべきです」
科學技術の研究と中國の古典文學 有馬氏は傑出した科學者であると同時に、有名な俳人でもある。そして中國文化への造詣もかなり深い。中國文化の教養と科學研究との間には何か関連があるのだろうか。 「『史記』や『左氏春秋伝』などは、現在の優れた思想家や優れた政治家が考えていることとほぼ同じで、人間の生き方がよく描かれています。俳句の創作には唐詩宋詞の教養が必要で、『西遊記』『三國志』『水滸伝』『聊斎志異』などの古典小説からも、物事の考えの基本を教わりました。そして『荘子』の逆説的な思想は非常に學習の役に立ちます」
「チャイナネット」 2009年10月12日 |
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