中日韓FTAに関する基礎研究と基本的判斷の提供を目指す「中日韓FTA産官學合同研究」は年內にも2回目の會議を開くことになる。28日夜、第3回中日ハイレベル経済対話の終了後、日本の佐藤悟外務報道官が北京で述べたものだ。
それによると、中日雙方は同日午後開かれた第3回中日ハイレベル経済対話において、2012年に中日韓FTA産官學合同研究を完成させるという目標を予定通り達成し、東アジア地域でインフラ施設の相互連結のための建設を共同で推進することについて確認しあった。
佐藤報道官はまた、「日本は、投資協定が日中韓FTAの重要な部分だという認識に基づき、三國が投資促進の保護に関する協議を速めていくよう強調した」と紹介した上で、FTAに関する三國の正式協議は合同研究報告書の発表後になるとした。
中日韓FTA産官學合同研究は2009年10月に開かれた第二回中日韓首脳會議で合意に達し、同年10月にタイで開かれた第6回中日韓商務閣僚會議の共同聲明で正式に決まった。今年5月、合同研究グループの第一回會議が韓國のソウルで開かれた。
「中國國際放送局 日本語部」より 2010年8月29日