7日午前、中國漁船1隻と日本の巡視船が釣魚島海域で相次いで2回衝突した。死傷者は出ていない。8日午前、日本側は「漁業法」違反の容疑で中國側船長を逮捕。中國側は厳正な申し入れを行い、直ちに船員を釈放し、漁船を解放し、事態のエスカレートを回避するよう日本側に要求した。
このニュースに中國ネットユーザーは強烈に反応し、各大手サイトに寄せられた書き込みは8日時點で15萬件を超えている。ネットユーザーは一致して日本側の行為に不満を表明。中國漁船を拿捕し、船員の身柄を拘束した日本側の行為を強烈に譴責している。また、中國政府の姿勢を支持し、速やかに船員を釈放し、漁船を解放し、公式に謝罪するよう日本側に要求している。
人民日報系の掲示板「強國論壇」では、あるネットユーザーが「釣魚島は我が國の領土だ。日本側のこうした行為は明らかな挑発だ。漁船の船長は正當防衛だったと信じる!日本人に逮捕され、罪に問われる何の理由があるのか?」と書き込んでいる。
大手サイト「新浪網」では、山東省のユーザーが「こうした日本側の行為は強烈に譴責しなければならない。日本側は直ちに船員を釈放し、漁船を返還するとともに、釣魚島海域からその軍艦を撤退させるべきだ」と書き込んでいる。
大手サイト「網易網」では、ハンドルネーム「殺戮に言及」が「我が國外交部の強硬姿勢を支持する。今回の事件は日本側が故意に起こしたゴタゴタだ」と書き込んでいる。
「人民網日本語版」2010年9月9日