中華學校に訪れた臺灣の女優?林志玲(リン?チーリン)(2010年6月9日)
東京四谷にある「中華學校」の人気が高まっている。入學試験では、募集枠37名に対し、63名の応募が殺到した。人気の理由は、學校が中國語と日本語のバイリンガル教育を行なっているからである。學校の教育方針は、生徒間の會話も中國語を使うことである。中國紙?新民週刊?が伝えた。
通っている生徒の両親は全て中國人かと思いきや、劉校長によれば、両親が全くの日本人と言う生徒は多い。両親のどちらか一方が日本人と言う生徒はもっと多い。このような外國語で教育を行なっている學校は、日本政府には認定されておらず、授業料は全額親が負擔する事になる。また、學歴を認めていない學校も多い。それにもかかわらず、子どもを中華學校に入れようとする日本人の親があとを絶たない。このような狀況は今までなかったそうだ。
20年前、中國語を話せる日本人は少なかった。私の印象では、中國語を話せる日本人はエリートがほとんどだった。例えば、民主黨の海江田萬里氏、彼は流暢な中國語を話す。自民黨の村田吉隆氏もそうだ。また1990年代初め、私は野村證券の若き取締役に中國語を教えた事がある。
今となっては、中國語は日本の大學では英語に次ぐ第二外國語となっている。日本人にとって、中國語ができる事は、仕事の上で有利になる。中國は日本の最大の貿易パートナーであり、政治的な関係は上手くいっていないところもあるが、それでも日本の多國籍企業や中小企業の中國への大規模な投資は止まるところを知らない。また、サービス業の中國進出が勢いに乗っていることも忘れてはならない。製造業に比べると、サービス業に求められる語學レベルはもっと高い。つまり、中國で働く日本人従業員への語學の要求が高まっていると言うことである。これも、日本の「中國語ブーム」が爆発的に高まっている要因の一つだろう。