國後島にあるロシアの村
歯舞、色丹、國後、択捉の北方四島(ロシア名:南千島群島)はロシアよりも日本に近いため、島の住民は日本製品を良く使っている。著ている防寒服も、乗っている自動車も使っている家電も「メイド?イン?ジャパン」だ。しかし、彼らは決して日本を評価しているわけではない。
日本の商人たちはロシア人の財布を空にしようと企んでいるだけであり、あり難がる必要などないと彼らは思っている。専門家は「日本は北方四島の豊富な資源が欲しいから取り返したいだけで、資源の開発が始まってしまえば、日本は島民のことなど考慮しないはずだ」と指摘した。
國後島(露稱:クナシル島)の古釜市(露稱:ユジノクリリクス)に住むアレクセイさんは島の人の心配を口にした。「日本人が來たら、ロシア人はもうここには住めなくなるだろう。私は日本とは10年も行ったり來たりしているが、日本は外國なんかではなく、違う星のようだ。あそこは他國の民族を受け入れられない排他的な場所だ。」
全ロシア世論調査センターが発表した國民調査によると、島の住民の73%が、北方四島が日本に帰屬することに反対しており、彼らが言うには「我が祖國は他人が勝手に切って食べられるケーキではない。」
「中國網日本語版(チャイナネット)」 2011年3月1日