日本の大震災から半年が経った。9月11日夜、2011成都ビエンナーレ特別招聘イベントがre-C(屋根付橋)當代蕓術空間で行われた。この「浮島計畫—9m3」がメディアの注目を集めている。このイベントは今年日本で起きた福島原発事故のいくつかの元素を直接使用して、大衆の環境保護意識を喚起するというものだ。
中國のアーティスト魏言は今年8月福島に行った。福島第一原発から20km地點で9m3の圧縮ガスを採取してきた。さまざまな困難を乗り越え、無事このガスを成都に持ち帰った。
魏言は、この蕓術作品を浮島計畫(SuspendedIsland)と名づけた。9月29日午後4點半に開幕した2011成都ビエンナーレの現場で、アーティストは放射能防護服とこれに伴う裝備でガラスの中に入り、自ら日本の福島で採取してきた放射能で汚染された気體が充満した風船を刺す。ガラスの中の空気で放射性物質が増加するに従い、ガイガーカウンターの數値も変化する。
「中國網日本語版(チャイナネット)」2011年9月13日