月面エネルギーの発言権爭奪
記者:日本やインドなどの國が次々と月面探査を重要プロジェクトとしてきましたが、どうしてでしょう?現実的な価値はどこにありますか?
歐陽氏:月面については、20世紀、アメリカと舊ソ連が最も激しい競爭を繰り広げました。合計で108回月面探査機を打ち上げています。これが宇宙覇権の爭奪戦になりました。
20世紀から今世紀始めにかけ、世界でもちろん中國も含め13、4の國が月面探査を申し出ています。私は、探査機の発射、月面探査などは私たちが地球という檻から出る作業だと思います。より遠くに行くためには檻から出る第一歩を踏み出さなければなりません。