カイロ宣言は、日本はその竊取した中國東北部、臺灣、澎湖列島を含む領(lǐng)土を中國に返還しなければならないと定めている。ポツダム宣言は「カイロ宣言の條項は履行されなければならない」と定めている。1945年8月に日本はポツダム宣言を受け入れ、無條件降伏を表明した。これは日本が臺灣および釣魚島など附屬島嶼を中國に返還しなければならないことを意味する。
1951年9月18日、周恩來首相兼外相は中國政府を代表して「サンフランシスコ講和條約には中華人民共和國が準備、起草、調(diào)印に參加しておらず、不法で無効であり、中國政府は斷じて承認できない」との聲明を厳かに発表した。1971年6月、日米は「沖縄返還協(xié)定」を締結(jié)し、釣魚島などの島嶼を「返還地區(qū)」に組み込み、中國の領(lǐng)土をひそかに授受した。これについて中國外交部は1971年12月30日の聲明で、完全に不法であると指摘し、釣魚島とその附屬島嶼は中國領(lǐng)土の不可分の一部であると重ねて表明した。
「人民網(wǎng)日本語版」2012年8月26日