中國側の抗議の聲を受けながら、安倍晉三首相は「対話の提案」というフェイントをかけ続けている。安倍首相は6日の所信表明演説の中で、中間の指導者に面と向かって「悪霊參拝」について説明したいと述べた。中國側は安倍首相に、「寢言は寢て言え」と反論した。
安倍首相は同時に「地球儀外交」を再開し、近日中にアフリカ?中東?インドを歴訪し、開発援助により中國の影響に対抗しようとしている。中國もこれに、真っ向から対抗しようとしている。 最近の中日の國際世論戦の勢いは、中日國交正常化後としては極めて稀であり、両國は「徹底論戦」の準備を整えているようだとする分析もある。
専門家は、「日本は現在、戦後で最も右傾化した時期を迎えている。中國は中日関係に対して、全面的かつ徹底的な見直しを進める必要がある」と指摘した。
日本新華僑報の編集長の蔣豊氏は6日、「安倍首相の悪霊參拝に対して、中國外交部は厳しい言葉を用いた聲明を発表し、中國の大使も相次いで意思表示をした。日本の外交官も同時に真っ向から反撃し、日本メディアは各國の政治家を招き安倍首相の行為を弁護した。この輿論戦の勢いは、中日國交正常化後としては極めて稀であり、両國が徹底論戦の準備を整えており、全力を注ぎ國際舞臺で輿論戦を大々的に展開し、発言権を爭奪しようとしていることを示している」と分析した。
「中國網日本語版(チャイナネット)」 2014年1月8日