鄒徳懷さん
90年代生まれの若者?鄒徳懷さんはここ半年の間に、日本に住む友人に頼んで買った古いアルバム20冊以上を受け取った。そのアルバムには、中國を侵略した舊日本軍の未公開寫真2000枚以上が収められている。中國青年報が報じた。
今年のお正月、鄒さんは日本旅行に出かけた。大學で、ビジュアルコミュニケーションを専攻した鄒さんの最大の関心事は歴史の研究。卒業後、メディア業界で歴史の編集を行うことを決めた。「日本に行ったのは、舊日本軍が中國を侵略した史料や物証、寫真を探すため」と鄒さん。
鄒さんは、東京や大阪、神戸などのフリーマーケットや骨董品店に行き、舊日本軍の記念コップや軍旗などを見つけたものの、寫真は見つからなかった。「筆談などで、中國を侵略した舊日本軍のアルバムを買いたいと言っても、中國人だと思って、その重要な物証を売ってもらえなかった。店主は笑顔だったものの、分からないふりをしていた。日本人は過去の歴史に言及したり、それと向かい合ったりすることを嫌がると感じる」。